南浦和の話。(宇田川)
どうも。たまには他店の話でもいたしましょうか。
南浦和店に通称かーじーさんと呼ばれる名物系愛され女子がいらっしゃいます。
そんなかーじーさんの麻雀中の一幕。
南2局 12000点ほどの3着目南家
ちょっと縦長の点数状況になっている局面で、中盤に以下の手牌。
一112299北北東東中中發 ドラ9
一萬を切ってメンホン七対子ドラ2の大物手。發は親の捨て牌にぽつりと一枚切れ。
立直かダマかどうするのなーと思って見ていた刹那。
『リーチです!』
なんとノータイムで發切りリーチ。
驚いて河をよくよく見ると、かーじーさんの河は序盤から四三④⑥とバラ切りされており、
そこに一萬切りリーチとなるとこれはもう七対子ですと宣言しているようなもの。
いくら一枚切れの字牌とはいえ、出和了りはかなり望み薄であろう。
それに対し一萬はマンズが程よく安く、
しかも他家から見て七対子なら一萬より發で待つのではないかという読みが働く可能性も高いので、
出和了り重視なら確かに發よりも優秀に見える。
とは言え、理屈はわかるがメンホンを捨てるこのリーチはなかなか打てる人はいないなと感心する私。
数巡後首尾よく満貫の出和り。
終局後、よく今の一萬待ちにしましたねーとかーじーさんに声をかけると。
『違うの~!隣切っちゃったの~!』
…………………。
そんな南浦和店。
それではまた!
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